| | 熱狂、その後～新生・中野区政の現状と課題（上）／中野サンプラザ／解体凍結も建て替え軸か 中野駅のホームから北に目を向けると、背中合わせになった白い大小の三角形が視界を占領する。１９７３年に開業した文化複合施設「中野サンプラザ」。６月に行われた区長選では、施設の解体・建て替え計画が争点となり、１９年ぶりの「大番狂わせ」の一因となった。
区は、サンプラザを解体し、隣接する区役所庁舎の移転後跡地との一体的な活用を定めた「区役所・サンプラザ地区再整備基本構想」を２０１４年６月に策定。１６年４月にまとめた実施方針では、サンプラザ撤去後に収容人数１万人規模のアリーナなどの整備を決めた。
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