在宅療養支援／地域医療につなげ／区外病院との連携も課題／杉並区が相談窓口開設

　医療制度改革による在院日数の短縮化と高齢化の進展で、推進が課題となる在宅療養。自治体として在宅療養をサポートするため、杉並区は７月１日から在宅医療相談調整窓口を開設した。病院を退院した高齢者が、住み慣れた自宅で生活できるよう、地域での医療サービスに結び付けるのが目的だ。同様の取り組みは新宿や大田など数区で先行事例があるが、区によって在宅医療を巡る課題も異なり、取り組みにも特徴が表れている。

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