| 豊島区/秩父市と日本版CCRC/転出支援へ「準区民」検討 豊島区は11日、姉妹都市提携を締結している埼玉県秩父市と連携し、海外発祥の高齢者を中心とした地域コミュニティー「CCRC」を整備すると発表した。区民が同市に転出し、生活の拠点を移した上で、週末などの一定期間を再び区内で過ごす「2地域居住」を想定した取り組みで、区は転出した住民に対し、区民サービスの一部を適用する「準区民」制度の創設を検討する。地方創生の一環として全国で日本版CCRCの整備が進む中、23区で具体的な事業に乗り出すのは初となる。高野之夫区長は「2地域居住の在り方として、一つのモデルになれば」と意欲を示した。 政府は地方創生に向け、2015年12月から「生涯活躍のまち」と銘打ち、日本版CCRCの整備を進める自治体へ の支援を行っている。これを受け、豊島区では整備を検討する秩父市と連携し、リタイア後に地方での生活を希望する区 民に対し、同市が整備する「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」への移住を提案する方針 だ。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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