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小池都政2年~第2部 有識者に聞く(6)/教育公教育充実に予算配分を/内田良/名古屋大学大学院准教授

 半年ぐらい前の話になるが、都内で教員を対象に開いた講演会で東京の先生の不満の声が多かったのに驚いた。それは石原都政で導入された教員評価への不満で、先生は学校内外の目線を気にしながら教育活動をしなければならず、校長も評価におびえている。本務ではない部活動も評価の対象になり、長時間労働をせざるを得ないのも、評価への不満が多い要因だ。
 しかし、教員を評価しなくていいわけではない。これまでも一部の教員とはいえ不祥事が起きてきたし、説明責任を高めるためにも評価の仕組みを取り入れることはある程度必要。評価は学校の風通しをよくして、教員が何をやっているか明らかにするためのものであって、先生を苦しめるためのものであってはならない。都教委には常に現場の声を聞きながら、評価の在り方を考えてほしい。  都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。

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