都政の潮流/そうか、都庁はイベント屋だったんだ!?/~知事就任3年目の「停滞」の正体を考えてみた 静まり返る議場 平成30年第3回都議会定例会がほぼ無風のうちに幕を閉じた。本会議での議論は至って低調で、静まり返った議場では、質問文の読み上げと答弁の読み上げが淡々と繰り返されただけだった。自民党や共産党のやじはまったく迫力に欠け、都民ファーストの会の新人議員が登壇・降壇する時だけ割れんばかりの拍手が起こった。聞くところによれば、本会議場の傍聴席もガラガラだったとか。マスコミの関心も低く、代表・一般質問が翌日の朝刊で取り上げられることもめっきり少なくなった。良くも悪くも常に世の中の注目を浴びていた1年前、2年前とは隔世の感がある。 愛想笑い
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