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夏期幹部異動分析(下)/統括昇任2年前倒し14Bから/昇任待機者ほぼゼロに

■統括課長級
 統括課長級の異動状況は、横転が23、昇任が30、その他(兼務)が2、計55人の規模となった。
 昇任者数は昨年夏から5人減の30人だが、今年春期を加えた全体では94人で昨年を17人上回る。昇任者を管試種別にみると、種別Aが4Aと7A~9A、種別Bは6Bと10B~14B、種別Cが16Cとなる。
 本庁統括の標準年次は9A、12B、14Cだが、このうち9Aからは事務3、技術3の計6人、種別Bでは、12Bから事務6、技術4の計10人が統括課長級に昇任した。このほか年次の前倒しでは、1年前倒しで13Bの村岡教昭氏(54)、2年前倒しとなる14Bからも岡安雅人氏(50)と小暮実氏(53)が抜擢された。13Bについては、今年春期に3人が総務・枢要課長に起用されている。また、今回の統括課長級昇任者のうち7人は、出先事業所での統括昇任となっている。
■課長級
 課長級の異動規模は、区からの戻りを含めた横転が250、昇任が35、国からの採用が1、その他(兼務)が1、全体では287人だった。
 本庁課長の標準年次は、15A、18B、20Cだが、すでに震災対応等の影響で、今年春期には17A、20Bから2年前倒しでの抜擢が出ている。
 今回の異動でも1年前倒しとなる16Aから4人の本庁課長が誕生。種別Bは20Bから2人が昇任し、課長補佐から本庁課長に直進した。
 課長級の昇任者は35人で、昨年夏期と比べると15人減、今年春夏の合計では昨年から2人減の144人だった。

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