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市場幕開け~築地から豊洲へ(7)/悪しき慣習/問われる業者のモラル

 18日午後1時過ぎ。豊洲市場の水産卸売場棟(7街区)の待機駐車場で、魚の切り身などを入れた発泡スチロールが少なくとも20分間、放置されていた。その後、運送業者がフォークリフトでトラックの荷台に商品を急いで積み込み、水産仲卸売場棟(6街区)に向かった。
 閉鎖型施設である豊洲では搬入から搬出まで一定の温度を維持するコールドチェーン(低温流通網)が可能だが、屋外での荷さばきにより完全に途切れてしまった。
 築地で行われていた悪しき慣習の一つが、開場から間もない豊洲でも引き継がれている。その原因は、豊洲が開場した11日に7街区の待機駐車場で一部の業者が荷降ろしや荷積みなどをしていた光景を見た業者が追随していることが挙げられる。市場業者は「誰かが始めると連鎖反応が起こり、『やらなきゃ損々』と言わんばかりに、日に日に屋外での荷さばきが増えている」と嘆いた。 
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