世界の都市総合力ランキング／伸び悩む東京にパリ迫る／文化・交流分野に課題

　一般財団法人森記念財団都市戦略研究所（所長＝竹中平蔵）は１８日、「世界の都市総合力ランキング」の２０１８年度版の結果を発表した。トップ３は昨年と同様、ロンドン、ニューヨーク、東京の順で、ニューヨークが大幅にスコアを伸ばしてロンドンに迫っている一方、東京は３位を維持したものの、４位のパリとの差が縮まった。
　ロンドンは２０１２年のオリンピック・パラリンピック前後の勢いを落とすことなくトップを独走。文化・交流分野や経済分野のスコアが高かったほか、弱みであった居住分野でも「住宅賃料水準の低さ」や「小売店舗の充実度」では改善を見せた。

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