| 市場幕開け~築地から豊洲へ(9)/海外展開/「世界の豊洲」なお課題 今夏の猛暑では、開放型の築地市場で扱っていた生鮮品や加工品の鮮度に影響を及ぼした。水産仲卸は、店頭に商品を並べると暑さで傷みやすくなるため、注文のたびに冷蔵庫まで商品を取りに行かねばならず、「作業効率が悪かった」と振り返る。また、量り売りも行っている水産仲卸は加工品を店頭に長時間、置くことができず、量り売りそのものを中止した。「商売上がったりだ」とため息をついた。 豊洲市場への移転後、業者からは閉鎖型施設を高く評価する声が上がる。店舗を構える水産仲卸売場棟(6街区)の1階は室温を20度程度に維持しており、ある水産仲卸は「夏場でも鮮魚や加工品の傷みを回避できる。豊洲に移転して良かった」と笑みをこぼした。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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