首都大／高度な研究力など明記／１０年後の将来像を公表

　首都大学東京は１日、２０３０年までの将来像をまとめた「ＴＭＵビジョン」を公表した。少子高齢化による１８歳人口の減少や学部再編など大学を取り巻く環境の変化を踏まえ、更なる発展を目指すための戦略などを盛り込んだ。将来像をビジョンとして策定したのは開学以来初めて。
　同ビジョンは同大の特長を生かした教育の実践や、優れた人材の育成など三つのトップビジョンと、四つの分野別ビジョンから構成。同大は昨年に６年後の中期目標計画を策定し、具体的な数値目標を掲げているが、同ビジョンでは中長期的な方向性を示しており、今後の具体的な計画に反映させる方針。
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