東村山市／高齢者施設でずさんな運営／市議が住民監査請求へ

　東村山市の高齢者施設「憩いの家」で不適切な運営がなされていたとして、同市議会の「草の根市民クラブ」の朝木直子市議らが９日、市が運営事業者に委託費の返還を求めるよう住民監査請求を行った。請求書によると、運営事業者は過去６年間にわたり、見積もり時の仕様書に記載してある防火管理者の設置や避難訓練の実施などの一部業務を行っていなかった。朝木氏は取材に対し、「ずさんな管理運営体制から、市と業者の癒着の可能性も含めて追及する」としている。
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