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中央区/立体的な都市構造に転換/年度内に晴海の歩行改善方針

 平面から立体的な都市構造へ─。中央区は、東京五輪後に選手村施設跡地周辺などで開発が予定されている晴海地区で、地区全体の歩行者ネットワークの方向性を年度内にまとめる。同地区は都と区が共同で街区間に幅員50メートル程度の幹線道路を整備する街づくりを進めてきたが、周辺住民からは高齢者や子供ら歩行者の横断が難しいと対応を求める声が上がっていた。区は今後も開発による住民増加が確実な同地区で、民間事業者に開発と合わせて地上デッキの整備を求めることで、街区をまたいだ移動の安全性向上と円滑化を図る考え。地上の上部空間を有効活用し、立体的に連続する居住空間の創出を誘導する。
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