| 築地市場閉場1カ月/移転反対派の侵入阻止/職員総出で厳戒態勢/「買い物ツアー」長期化も 築地市場が完全に閉場してから1カ月以上が経過した。この間、移転に反対する水産仲卸らが同市場内に侵入し、商品を販売する「買い物ツアー」を強行した。これに対し、都は業者たちの侵入を阻止しようと、徹夜でバリケードを設置して塀の高さをかさ上げするなど対策を講じてきた。そのかいもあり、場内への侵入は完全になくなったが、場外での買い物ツアーは今も続いており、長期戦となる恐れがある。閉場後1カ月間の都職員と移転反対派との攻防を追った。 「築地閉場後は、空調設備などの放置と、移転に反対する業者の居座りを阻止すること」。この任務を前任者から引き継いだ中央卸売市場の幹部は閉場が近付くにつれて「大きな問題になるのではないか」と漠然とした不安を抱いたという。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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