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国立市/旧駅舎再建見学会を開催/高まる期待と商業ビルへの懸念

 「赤い三角屋根」で市民に親しまれ、2006年に解体された旧国立駅舎の復元工事が、7日で着工から半年が経った。市は3日、工事現場を初めて一般に公開。約90人が参加し、旧駅舎再建への期待の高さをうかがわせた。一方、周辺住民は旧駅舎周辺に建設予定のJRの商業ビルによる景観悪化を懸念しており、市と同社が協議を進めているが、解決の糸口は見えない。
 「市のランドマークが復活する。思い出深い建物だったので、完成が楽しみ」─。再建工事の見学会に訪れた参加者は、旧駅舎復元への期待をこう口にしながら、三角屋根の形が見え始めた建設途中の駅舎に笑顔を向けた。
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