| | 視点／平成最後の人勧／「昭和型」の公民比較に一石 経団連が発表した大企業の冬のボーナスは過去最高額となった。大卒の就職内定率も過去最高水準になる見込みだ。対照的に、今年の区人勧は月例給の減額が過去最高のマイナス（９６７１円）となり、区長会は実施を見送る決定をした。その判断に安（あん）堵（ど）する区職員は多いかも知れないが、冷静に考えると給料は上がらない。
「景気動向指数、有効求人倍率、失業率と軒並み改善されている。こんな状況でも勧告通りにいけば給料が下がるということは、一体いつ、どんな状況であればアップするのだろう」。ある区の課長級はぼやく。
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