| 都都市整備局など/外堀の水質改善へ じわり始動/複雑な利害関係がハードル 都が旧江戸城外堀の水質改善にじわりと動き出した。都は28日、都市整備局や建設局など関係5局で有識者を招いて外堀の水循環などに関する勉強会を開く。昨年末には水質改善に向けた基礎調査も委託し、来年度には水質調査など本格的な委託調査を行う考えだ。外堀の沿道の一部は東京五輪のマラソンコースで、水質環境の改善は五輪のレガシーにもなり得るが、行政実務を巡る課題が山積している。
旧江戸城の外堀は現在、JR市ケ谷駅~飯田橋駅間と、東京メトロ赤坂見附駅の北側に水面をのぞかせる。元赤坂・紀尾井町にある弁慶堀は周辺に公園やホテルなどがあり、水質が比較的良いが、市ケ谷~飯田橋間は水質が悪い。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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