| 築地まちづくり方針素案/MICE軸に集客・交流重視/「食のテーマパーク」構想は消失 都は23日、関係局長級会議で築地市場跡地を再開発する「築地まちづくり方針」素案を提示した。展示場機能を有する国際会議場(MICE)を中核に、文化やスポーツ・健康増進などを視野に入れた大規模集客・交流施設も整備する方針で、小池知事が昨年6月に示した「食のテーマパーク構想」は事実上、撤回した。都は同跡地を市場会計から一般会計に移動する「有償所管換え」を行うため、来月20日開会の都議会第1回定例会に提出する補正予算案に約5423億円を計上する。
素案は都が設置した有識者会合「築地再開発検討会議」が昨年5月にまとめた「大きな視点」に沿って作成。対象用地を都立浜離宮恩賜庭園に面する「おもてなし」、エリア中央部の「交流促進」、晴海通り側でエリア東部の「ゲート」、隅田川沿いの「水辺の顔づくり」の4ゾーンに分類した。都が2017年に示した東京の将来都市像「都市づくりのグランドデザイン」に即し、40年代の完成を目指す。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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