| 野田市と目黒区女児虐待死事件/共通課題は連携不足/都が教訓生かし対策に着手 痛ましい子どもの虐待死事件が絶えない。千葉県野田市に住む栗原心愛(みあ)ちゃん(10)が1月に両親から虐待を受けて死亡した事件は、都にとって決して対岸の火事ではない。昨年3月に発生した目黒区の女児虐待死事件と同様に関係機関との連携不足など共通課題が見受けられるからだ。二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、都は来年度から一部の児童相談所や子ども家庭支援センターにテレビ電話を設置し、情報共有など連携を強化する取り組みを試行する。
「(父親からの)母親へのDVと心愛への恫喝(どうかつ)がある」。沖縄県糸満市は2017年7月、母親の親族から心愛ちゃんの虐待の通報を受けた。その後、一家は野田市に転居したが、糸満市は虐待の事実を確認できず、野田市に伝えなかった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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