| インタビュー/中学校生活を自由で楽しいものに/世田谷区立桜丘中学校校長 西郷孝彦さん 世田谷区立桜丘中学校には校則がない。チャイムも鳴らず、教室に入りたくなければ職員室前の廊下に用意した机で勉強したり、ハンモックに揺られてもいい。校長室も出入り自由だ。 「子どもたちが宝だから、子どもを見てもらえば分かる」と西郷孝彦校長。どの生徒も笑顔であいさつをし、校長や教員とも対等に会話をする。「うちの生徒は屈託がないよね」と言い、「楽しさを知らなければ、幸福を追求することはできない。だから楽しい3年間を過ごしてほしい」というのがこの学校のミッションだ。こんな同校も西郷校長が着任した9年前はけっこう荒れた学校だった。 一つひとつの不要な校則を見直していき、最終的に全廃した。「何でこんな校則が必要なのかといちいち校長に聞かれるので、教員も面倒くさくなったのか、すんなり受け入れられた」 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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