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「平成」の地方自治~橋本大二郎氏に聞く(上)/テレビが報じた都政/舛添騒動がテレビを変えた

 2019年4月、平成最後の統一地方選が行われる。地方自治体や議会はこの30年間で、地方分権改革や情報公開、IT化など、大きな変化の波に洗われてきた。都政では知事が3人連続任期途中で辞任するなど、激動の時代だった。元高知県知事の橋本大二郎氏に、都政と地方自治の「平成」を振り返り、舛添騒動のもたらした顛末(てんまつ)や統一地方選で問われるテーマなどを聞いた。

 ─テレビ朝日系情報番組『ワイドスクランブル』のメインキャスターを4年半務めてきた橋本氏が2018年9月に番組を卒業した。この4年半、都政では石原、猪瀬、舛添の3氏が任期途中で知事を辞任。お昼のワイドショーや情報番組でも都政が大きく報じられることになった。
 2014年4月に番組が始まった当初は、「暇ネタ」に相当のボリュームがあった。例えば、掃除や片付けのプロが出てきたり、独身中年の婚活バスツアー、ローカル線秘境駅探訪など。ある日を境にそれらの暇ネタが居場所を失った。2016年の舛添騒動だ。
 最初、都知事が海外出張でスイートルームに宿泊するだとか、飛行機がファーストクラスだとか、その辺りはまだよかったが、湯河原の別荘に毎週、公用車で通っているとか、政治資金問題でケチな側面が出始めると、視聴者の怒りを買った。 
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