| 持続的発展へ~都2019年度予算案(1)/知事査定/バラマキ将来に禍根も 昨年12月25日。ある事業局は知事サイドから急きょ、来年度予算案に盛り込む事業の構築を求められた。知事査定の開始までは1週間余りしかない中、知事サイドの指示が二転三転する事態となったが、年末年始を返上して事業化したという。同局の幹部は「生煮えの状態で何とか形にしたが、(知事サイドから)とんだクリスマスプレゼントをもらって大変だった」と皮肉を込めて振り返った。 7日間の知事査定を踏まえた一般会計規模は、財務局査定後と比べて1266億円も膨らんだ。知事査定の中には財調基金積立金なども含まれるため、全てが知事銘柄とは一概に言えないが、官房局の幹部は「財務局に要求を終えた後、知事サイドからのオーダーがこれまでよりも多かったのは事実。知事査定後の新規事業は各局要求時点よりも数十件増えた局もあり、職員はかなり疲弊したはず」と強調した。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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