| 論壇/都予算案2019/将来に多くの課題を積み残し/明治大学名誉教授 青山やすし 都の2019年度一般会計予算は前年度比5・9%増の7兆4600億円余と過去最大の規模となった。国に多額の税収を奪われている割には大きな予算となったが、これは、オリンピックの準備のために過去に積み立てた基金を取り崩したこと、各種の事業見直しを実施したことにより新たに財源を生み出したこと、法人税収が順調であったこと等による結果であり、今後については決して予断を許さない状況であることに変わりはない。 特に見逃せないのは、いまだ地下鉄8号線やTXの延伸、羽田空港から都心や新宿、千葉方面へ向かう鉄道等の建設に、準備基金は積み始めているものの着手できていないことである。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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