| | 平成最後の首都決戦～統一地方選／第１部 区長選・区議選の展望（２）／多選・高齢／自共対決で争点から埋没 統一地方選で行われる１１区長選を前に、２人のベテラン区長が引退を表明した。中央区の矢田美英区長（７８）と、江戸川区の多田正見区長（８３）だ。
いずれも区長会会長を務めた重鎮で、矢田氏は都議の父から受け継いだ地盤を人口回復策の成功で着実に固め、積み重ねた在任期間８期は全国の現役区市長で最長を数える。また、多田氏は２３区で２番目の年長者でもあり、区長会会長時代には区立児童相談所の実現に向けた議論を前進させるなど、他区長からも尊敬を集めてきた。
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