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被災地の選挙を支援／千代田区と荒川区が職員派遣

東日本大震災の被災地の一部では、今月から９月１１日にかけて、延期されていた地方選挙が相次いで実施されている。岩手県大槌町には千代田区、釜石市には荒川区が職員を派遣し、選挙事務を支援している。選挙事務のノウハウ伝授や選挙用具の提供なども行い、被災地の選挙を側面から支えている。

　２３日に町長選と町議選の告示日を迎えた大槌町。津波で町長をはじめ、多くの職員の命が失われた。震災前、町の選管事務局には町民課との兼務で１２人の職員が所属していた。しかし、そのうち書記長、副書記長２人が死亡し、選挙事務をよく知る人がいなくなった。

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