| 達人の散歩道 わが町ウオーキング/『日輪の遺産』の舞台と用水路散策/稲城市企画部企画政策課企画政策係 田島由里子 稲城市は、東京都心より南西25キロメートルに位置するベッドタウンである。市域の北にJR南武線、南に京王相模原線が通り、各路線に3駅、計6駅が存在しているため、利便性が高く、都心へのアクセスがしやすい。その反面、市内には緑や公園も多く、自然豊かな街並みが広がっている。 旅のスタートは京王相模原線京王よみうりランド駅。駅の南側約300メートルのところに、威光寺があり、境内の一番奥まった所に新東京百景の「弁天洞窟」がある。受付で拝観料を払い、ろうそくとマッチを渡されて中へ。弁天洞窟は、元は古墳時代に造られた横穴墓であったとも言われているが、1884年に和算の指導者小俣勇造が設計して洞窟内を掘り広げ、現在の形にしたと言われている。洞窟内には江戸・明治期に造られた23体の石仏・石碑が安置され、池の回りには彩色された大蛇の彫刻が彫られていて圧巻。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
|