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森下一男小笠原村長に聞く/「存在意義」で特措法延長を/世界遺産登録空路開設のハードルにも

小笠原諸島が世界自然遺産に登録後、初めてとなる小笠原村長選が7月12日に告示され、現職の森下一男氏(62)が無投票で3選を果たした。「3期12年が区切り」とし、集大成と位置付ける3期目の村政の課題は何か。世界自然遺産登録が村にどのような影響をもたらすのか。森下氏に聞いた。

 ─無投票での当選でした。
 無投票というのは、選挙で選ばれるよりも重責を感じる。選挙を戦うことで、政策論を含めて自らの考え方を主張できると同時に、選挙結果で住民意識の傾向も分かる。それがなく、全体に気を配りながら行政運営を進めることになるため、どう焦点を絞っていくかが重要だ。
 ─村の最重要課題として、小笠原諸島振興開発特別措置法の延長を挙げています。
 小笠原諸島は、通常の離島振興法ではなく、奄美諸島と同様、5年ごとの特措法が社会基盤整備の裏付けになっている。村は、まだまだインフラ整備が必要で、その財源を村で確保していくのは難しい。2014年3月に期限切れになるので、今が重要な時期。都との連携をこれまで以上に強め、国の理解を得られるよう、働き掛けていく。

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