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都幹部異動分析(中)/部長級/過度な抜擢は小休止/水道改革で即戦力投入

  都の春期幹部異動では、部長級の横転が237人で、昨春と比較して120人増となった。ただ、昇任は64人で同15人増。幹部職員の数が不足する中、総務局としてはできる限り再任用を活用してポストに充てる一方、職員のモチベーション維持のために一定数の昇任を確保した形だ。
 総務・枢要部長は、14人が新任となった。小池都政ではこれまで、部長級で管試年次を度外視して登用したり、短期間に女性を「二段階特進」させたりしてきたが、今回は全体的に手堅くまとめ、過度な抜(ばっ)擢(てき)は「小休止」の感がある。
 そうした中で特に目を引くのが、水道局の岡安雅人・総務部長(58歳、14B)。中央卸売市場管理部長からの横転となる。
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