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今週の都政新報
 

東京清掃労組・中里新委員長に聞く/社会的労働運動の追求を/外部の動向に目を向けて

  東京清掃労組は3月の定期大会で、新委員長に中里保夫氏を選出した。清掃移管から20年目を迎え、現場では住民ニーズの多様化やごみ減量、3Rの推進など、職務内容も変わりつつある中、職員の労働条件改善や非正規労働者の雇用安定など、組合が向き合う課題は少なくない。中里委員長に今後の方針や課題などを聞いた。

 ─就任の抱負をお願いします。
 組合運動に必要な取り組みは、常に社会の動向に目を向けることだ。身内で議論するだけでなく、外に踏み出すことで新たな発見や発想が生まれると思う。それを職場に持ち帰って仲間と議論することで自分自身を磨くことができる。そこから労働組合が果たすべき社会的労働運動を追求したい。
 ─清掃事業を取り巻く状況をどう見ますか。
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