| 3・11教訓に見直し具現化/地域防災計画/足立区初動マニュアルを策定/板橋区全職員が早朝参集訓練 東日本大震災を受け、各区で地域防災計画などの見直し作業が本格化した。液状化や津波対策など都の計画策定待ちの要素もあるが、各区では独自に取り組める課題から見直しが進む。足立区は地域防災計画の修正に先立ち、区組織の初動対策、帰宅困難者対策、避難所運営などのマニュアルを策定。素案を示し、年度内に確定する方針とした。板橋区は、全職員を対象にした早朝の参集訓練を抜き打ちで実施し、防災体制強化の課題点の洗い出しを行った。
2012年度に地域防災計画の見直しを迎える足立区は、10年度に新たに策定した震災時の業務継続計画(BCP)の内容などを盛り込む方針を立てていた。東日本大震災の経験から、長期の停電や放射能対策も新規に盛り込むほか、都の防災計画の決定を待って、液状化や津波などへの対策も含む考えだ。
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