| 平成最後の首都決戦~統一地方選/第4部 記者座談会(下)/区議選を振り返る/関心低下に歯止めかからず ■危険水域の投票率 A 20区で行われた区議選の平均投票率は42・63%で、過去最低を更新した。30%台となった区も前回の3区から5区に増えた。 B 渋谷区長選が40%を割り込んだのにも驚いたが、統一地方選での数字としては厳しい。 C 北区長選は唯一、50%を超えたが、区長選が注目されたことの影響が大きかった。対して、最も低い港区議選は前回から0・65ポイント減の35・37%。3人に1人しか投票しないのは、統一地方選としては危険水域だ。 A 同区では、単独選挙の区長選は30%にすら達しない。南青山の児童相談所建設に反対の人には、意思を示す絶好の機会なのに。 B ただ、投票率が低ければ既成政党に有利なはずだが、結果を見ると決してそうなっていない。港区で自民は改選前の12人から2人増の14人を擁立したが、当選は11人で1減となった。同区では公明が全員当選に向けて改選前から1人減の4人擁立にとどめたため、自公だけでは過半数に達しない。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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