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水害対策/被害「見える化」で自助喚起/豪雨期前に各区で工夫

    6月1日から集中豪雨や洪水が起こりやすい「出水期」に入ることに備え、各区が水害ハザードマップの改定に乗り出している。昨年7月に発生した西日本豪雨や23区内での集中豪雨を受け、水害の被害想定を「見える化」し、区民の自助を促す狙いだ。台風による豪雨や高潮などの水害は、地震と異なり発生が予測可能な災害だが、都内では1947年のカスリーン台風以降、大規模水害は発生していないため住民の危機意識が低く、どのように意識を高めるかが課題となっている。
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