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都流域下水道事業50年/市町村連携で普及率99%に/施設老朽化で更新迫る

  都の流域下水道事業の本格的なスタートから今年4月で50年を迎え、今月28日には小池知事らが出席の下、記念式典が行われた。同本部は高度経済成長に伴う工場建設や多摩地域の人口増加によって悪化した多摩川の水質を改善するため下水道局内に設置された「多摩川流域下水道建設事務所」が前身。同事務所の下で下水道整備も進み、かつて「死の川」とまで呼ばれた多摩川の水質も劇的に改善した。一方で、施設の老朽化など課題も抱えている。流域下水道の50年間の歩みを振り返った。
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