| 変わりゆく市場~時代の変化への対応(上)/加工施設に商機あり/青果の小分け 「面積が広すぎる……」。青果の神田市場や荏原市場などが1989年に大田市場へ移転・統合した際、青果の仲卸業者は広大な敷地を見て驚いたという。大田市場の敷地面積は神田の約10倍の約38ヘクタールに上り、青果市場で全国最大を誇る。だが、今では「敷地が狭すぎる」と嘆く。狭隘(きょうあい)化を招いたのは、青果の取扱量が増えたことに由来する。 大田市場には全国津々浦々の野菜や果物が集まり、他市場の業者も買い出しに訪れるほどの盛況ぶりだ。取扱量が年々増加するのに伴い、商品を整理する荷さばき施設などが必要となり、業者が都から定期借地権付きで場内の土地を借りるなどして施設を整備したことなどから、敷地が徐々に手狭になった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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