| 共存共栄へ~都の地方連携策(7)/山下祐介・首都大教授に聞く/一極集中「都にとってマイナス」 都が進める地方との共存共栄は今後、どのように展開すべきか。『「都市の正義」が地方を壊す 地方創生の隘路を抜けて』(PHP新書)などの著作があり、総務省の「移住・交流施策の在り方に関する検討会」の委員などを歴任した首都大学東京の山下祐介教授にヒントを聞いた。
■都は「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて策定した「東京都総合戦略」を「東京と地方が共に栄える、真の地方創生」と銘打ち、地方との連携策を打ち出している。 まず、都の総合戦略は現在の課題を本質的に捉えられているのか疑念を持つ。人口の増減に関して言えば、東京は出生率が47都道府県で群を抜いて低く、自分たちで産み育てることができない、人口再生産能力が欠如していることを認識しなければならない。東京は全国の出生力に支えられ、それは今後も続くという認識が不可欠だ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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