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都総務局/危険物施設の水害対策強化へ/佐賀油流出被害を教訓に

  8月26日から九州北部を襲った豪雨で、佐賀県内では民間鉄工所から油が市街地に流出し、付近の農作物の収穫などに打撃を与えている。石油や化学物質などを扱う「危険物施設」の水害対策は、昨年の西日本豪雨などの被災地でも問題となっており、東京湾岸に石油の取扱事業者や大規模なコンビナートを抱える東京都も他人事ではない。同様の被害を防止するための議論が始まっている。



 佐賀県内では、佐賀鉄工所が使用していた冷却用油のタンクに雨水が入り込んで油があふれ出し、付近の道路や田んぼへと流出した。現地では自衛隊や国土交通省九州地方整備局の職員らが油を吸着するシートなどで回収作業に当たっている。 
 
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