| 職員の声/スムーズビズに賛否の声/検証結果を秋に公表予定 都は来年の五輪開催に伴う交通混雑の解消に向けて今夏、時差出勤やテレワークなどを柱とした「スムーズビズ」を実施した。来年の五輪開会式を想定し、7月22日から今月6日までを推進期間として朝のラッシュ時の公共交通利用抑制やサテライトオフィス開設などに取り組んだ。都都市整備局は取り組みのデータや効果を検証し、今秋をめどに公表予定だが、体験した職員からは賛否の声が上がった。庁内の声を聞いた。
業務レベルの低下も?
テレワークは業務効率化では便利な制度だが、職員の顔が見えないのが不安要素。最近では、資料作成を部下に依頼した際、法令集などの原本を読み込まず、ネットの情報をそのままコピペするなど、目を離せば手抜きをする部下もいるため、部下の表情が仕事をちゃんとしたかの指標になるからだ。不安な表情であれば、その場でフォローもできる。端末では資料に書き込みもできないので、チェックも甘くなる可能性があり、業務レベル低下への懸念がある。
(本庁課長) ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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