| 鍵屋一 跡見学園女子大学教授に聞く/「強用美+愛」で命守れ 8日から9日にかけて関東地方南部や伊豆諸島を中心に甚大な被害をもたらした台風15号の影響で、千葉県南部などでは復旧作業がまだ続いている。近年、風水害に加えて大地震も全国的に頻発しており、23区も更なる有事への備えは待ったなしの状況だ。元板橋区職員で防災対策が専門の鍵屋一跡見学園女子大学教授にヒントを聞いた。 ─台風15号から23区は何を学ぶべきか。
広範囲に停電が発生した。机上の計画と異なり、現実は想定外の事態がどんどん起こる。電気が止まって水も出ず、住民を苦しめている。都内を含めて周辺自治体が応援に入っているが、被災地はまだ苦しい。西日本豪雨や熊本地震と同様、支援と受援をつなぐ仕組みがうまく機能していない。
大災害が起きると、行政は業務量が膨大に増える。業務の質も多様で、職員にとってはどれも新しい仕事でこなすのが難しい。大災害時の業務は量、質ともに違うことを改めて痛感した。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|