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光が丘病院/後継は地域医療振興協会/人材確保がネックに

撤退を表明していた日本大学医学部付属練馬光が丘病院の後継に、公益社団法人地域医療振興協会が選ばれた。練馬区が16日、区議会医療・高齢者等特別委員会の中で明らかにした。同協会は自治医大の卒業生を中心に設立され、都内では台東区立台東病院や、東京北社会保険病院(北区)などの運営を受託している。年度末に向け、約半年という短い期間で引き継ぎを済ませなければならず、医療水準の低下を懸念する声が上がっている。
 区は光が丘病院の撤退を受けて後継を公募し、2法人が応募していた。6日の選定委員会でヒアリングなどを行い、12日に選定。15日の区長決定を経て、16日に公表した。
 選定の決め手となったのは、▽病院管理のノウハウ▽人材確保に積極的で小児医療や周産期医療を維持できる医師数を提案▽受託運営している東京北社会保険病院は分娩や救急車受け入れで光が丘病院を上回る実績がある▽損失の補填を区に求めていない─の4点。

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