| | 都水道局外郭団体統合／都政史上最大級の合併へ／日本版水メジャーの誕生 将来的に水道局から現場業務がなくなる─。都水道局が効率的な事業運営に向け、今年１月に方針を示した政策連携団体「東京水道サービス（ＴＳＳ）」と「ＰＵＣ」の団体統合を巡り、同局は都議会公営企業委員会で統合素案を報告した。素案では２０年後を目途に浄水場などの技術系業務を新団体に業務移転することなどを盛り込んでおり、将来的には現場業務を全て委託する方針を事実上、示した形だ。都議会では、きょう２９日に事務事業質疑を行う予定。都の外郭団体統合は２０１０年以来９年ぶりで、都政史上最大規模の統合となる見通し。同局は今後、詳細を詰め、来年４月からの業務開始を目指す。
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