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知事所信表明／木密不燃化で１０年計画／五輪招致「日本再生の原動力に」

　都議会第３回定例会が２１日開会し、石原知事は「木密地域不燃化１０年プロジェクト（仮称）」を立ち上げる考えを明らかにした。所信表明では、「既にある首都圏の体制を生かしながら、東京に財源を投下し、最大の弱点の一つである木密地域を徹底して耐震化・不燃化するなど、高度に防災力を備えた都市へ進化させることが先決」と強調＝写真。法人事業税の暫定措置を撤廃させ、財源とする考えを示した。９５年の阪神・淡路大震災の大火災を教訓とし、「自治体も巻き込みながら都民に訴える」と述べた。