| 移動教室の実施 悩む自治体/世田谷区 プログラム変更で継続/葛飾区 福島県内での活動中止 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、小・中学校で行う移動教室に対する保護者の不安が高まっている。世田谷区では群馬県川場村で小学5年生の移動教室を実施しているが、同村の空間放射線量を不安視する保護者から問い合わせや苦情が多く寄せられ、農作業体験などのプログラムを変更した。ただ、移動教室そのものは継続して実施する考えを変えておらず、区議会からは「中止すべき」との声が上がる。他方、葛飾区では福島県内で行う移動教室を、放射能の影響を踏まえて今年度は中止することを決定するなど、判断は様々だ。
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