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社説/2020年の幕開け/五輪と知事選と「宴の後」

 2020年が幕を明けた。今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピック大会本番の年だ。13年9月に招致に成功して以降、官民が準備を進めてきた。競技場の整備から大都市の中で活動を持続させながらビッグイベントを開催する都市オペレーション、猛暑に向けたソフト・ハード対策、国内外から多くの観客を受け入れる「おもてなし」、大会を機に都市のプレゼンスを高める取り組み、そして大会をきっかけに、その先につなげるレガシー。大会を目がけて進めてきた準備も、残された時間はあと200日足らずだ。万全の態勢で本番を迎えるため、ステージはラストスパートに突入する。まずは大会まで全力で走りきることが前半の課題となる。

 そして「一生に一度」のイベントに隠れてしまうが、今年の出来事の二つ目が4年に一度の都知事選だ。
 
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