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新春座談会/パラリンピック経験者の区職員が語る/東京パラの魅力と課題

 いよいよ東京オリンピック・パラリンピック大会が開催される2020年となった。「パラリンピックの成功なくして東京五輪の成功はない」と強調されるが、パラ成功の鍵は何か。魅力や大会後のレガシーを含めて、23区職員でパラリンピアンの大西瞳さん(目黒区)、小方心緒吏さん(北区)、過去大会でコーチを務めた橋本健太さん(練馬区)に語り合ってもらった。



ロンドンパラ超えを

 ─東京パラリンピックへの期待をお願いします。

 橋本 東京では2回目のパラリンピック開催となるので、大変貴重な機会だと思う。パラスポーツも五輪の競技も、スポーツを楽しむという点では本質的に変わらないことを知ってほしい。選手が活躍していることを通じてパラリンピックの魅力が純粋に伝われば良い。

 小方 パラスポーツは全体的に認知度が低いと思う。東京パラリンピックを機に、多くの人にパラ競技が存在することを知ってほしい。

 大西 陸上では、車いすのスピードが健常者のダッシュよりも速かったり、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)は戦車同士がぶつかるような迫力があっておもしろい。あまり見たことがないと思うが、テレビで放送するので、パラスポーツに触れるチャンスだ。 
 
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