都政新報

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消えゆく地産地消／八王子と畜場　年度末で閉鎖

霜降り肉で有名な東京のブランド豚肉「ＴＯＫＹＯＸ」などの解体処理を都内で唯一担ってきた八王子食肉処理場が今、存続の危機に立たされている。八王子市が１１年度末での廃止を決定しているためで、同処理場を市から借り受けて運営している八王子食肉処理場協同組合は「都内畜産農家は、家畜を食肉処理する受け皿を失う」と存続を求めている状況だ。都内には以前、立川市など複数の食肉処理場（と畜場）があったが、畜産農家の減少や牛肉の輸入自由化に伴う収益減少で廃業し、と畜場はその姿を消しつつある。

消えゆく地産地消／八王子と畜場 年度末で閉鎖

消えゆく地産地消／八王子と畜場　年度末で閉鎖