| 社説/創立70年を迎えて/不易流行職員とともに 地方行政にとって1950年と言えば、前年にシャウプ勧告が出され、7月に地方税法が施行された記念すべき年である。この年の1月30日にタブロイド判1枚の新聞が発行された。それが「都政新報」の創刊号である。
2020年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、日本にとっても東京にとってもエポックメーキングな年。そして、当社にとっては、創立70年という節目の年にあたる。
社に残る記録を見ると、都庁と港区を退職した3人の職員が財布の底をはたいて都政専門紙を出すことを決意。空襲で焼け残った中央区銀座西4丁目のビルの一角に事務所を構え、破れた窓ガラスは新聞紙などで応急処置したが、それでも真冬の風が吹き込んで寒いので、室内の大火鉢に炭火をおこして原稿を書いたという。最初は旬刊(月3回発行)、次いで週刊となり、現在の週2回刊・6ページ建てになったのは1989年からである。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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