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インタビュー/部活研究ひとすじで発信も/早稲田大学スポーツ科学学術院准教授 中澤篤史さん

  働き方改革が叫ばれる中、教員が部活顧問などを強いられることに疑問の声を上げてきたのが中澤篤史氏だ。教員だけでなく、生徒も部活をやめたくてもやめられなかったり、いじめや不登校、自死まで引き起こすなど、「ブラック部活」という言葉も生まれている。

 大学の卒論から修士・博士論文まで、この20年間を部活研究に費やしてきた。部活は「自主的な課外活動」で、授業と比べれば学校教育の端にあるオマケのはずだが、なぜか大きな存在感を放つ怪しい魅力に取りつかれた。「部活研究者のロールモデルもおらず、学会で認められるのかも分からず、悪戦苦闘だった」と苦笑するが、「やればやるほど深い問題で、終わりが見えない」と言い、部活研究の第一人者となった。 
 
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