| あきる野市長選/臼井氏が6000票差で再選/市民と一緒に協働のまちづくりを現職と新人の一騎打ちとなったあきる野市長選は2日に投開票され、無所属で現職の臼井孝氏(70)=自民、公明推薦=が1万5738票を獲得し、約6千票差で再選を果たした。無所属の新人で共産党あきる野市委員長の影山保氏(72)=共産推薦=は「市民に優しい市政」を訴えたが、及ばなかった。投票率は前回選挙を10ポイント以上下回る40・35%で、過去最低を大きく更新した。 午後10時過ぎに当選が決まったことを受け、臼井氏は「結果が確定し、ほっとした。1期目に策定した財政健全化計画は4年後が完了年度。これが達成されれば、もう普通の市としてやっていける」と語り、行財政改革の推進を強調。「市民と一緒になって、協働のまちづくりを進めたい」と抱負を述べた。
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