| 社説/第1回定例都議会が開会/一丸で危機的局面の打開へ 都議会第1回定例会が開会し、あす26日の代表質問から本格的な論戦が始まる。今定例会で審議する都の来年度予算案は東京2020大会後を含めた初の予算であり、昨年末に策定した今後10年間の取り組みの方向性を示す「『未来の東京』戦略ビジョン」の初年度の予算となる。7月に都知事選を控え、各会派には思惑もあるだろうが、東京の未来に向けた重要な予算として建設的かつ活発な議論を期待したい。
■打開の鍵は「連携」
東京五輪まで残り5カ月を切り、ラストスパートの段階で突如襲いかかってきたのが新型コロナウイルス感染症だ。昨年末に中国の武漢市で確認されて以降、一気に世界中に広がり、日本は中国に次いで感染者が多い国となった。感染の疑いから横浜港に停泊していたクルーズ船では、多数の乗客が感染し、20日には2人が死亡。船舶内での検査体制や情報提供の在り方を疑問視する声が上がる。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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