| | 東京水道の行方～長期戦略と新会社誕生（２）／人材確保／移転ペースの見極め重要 「バルブ開けまーす！」。東京水道サービス（ＴＳＳ）の研修施設の屋外で女性新入社員の声が響き渡る。漏水音の大きさの変化を聞き分ける研修で、女性社員がバルブを開けると、水道管に水が流れ始めた。女性社員は漏水箇所の判別に使用する「音聴棒」を地面に当て、耳を澄まして漏水量と音の変化を肌で学んだ。
同社は都水道局からの受託業務の拡大に伴い、若手社員採用を進めており、昨年１１月、水道メーターの取り付けなど家庭向けの給水装置業務に必要な基礎技術習得の場として亀戸業務センター内に研修施設を開設した。
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