| 新型コロナ/既に蔓延期、重症見極め急務/東京都医師会角田徹副会長に聞く/五輪見据え日本版CDCを 「新型コロナウイルス」の感染者が都内で見つかってから1カ月半が経とうとしている。都は15日までを感染拡大防止のための集中的取り組み期間としてイベント自粛や民間への通勤抑制などを働きかけているが、この間も陽性患者が約40人発覚し、累積で73人(11日時点)に上る。感染拡大の歯止めがかからない状況から、政府は10日にイベントの自粛期間を10日程度延長する方針を打ち出している。これまでの都の対応や今後の見通しについて東京都医師会の角田徹副会長に聞いた。
─これまでの経過をどう見ていますか。
都では先月から疫学的に感染経路をたどれない「蔓延期」に入っていると認識している。各医療機関に原因不明の肺炎の患者が訪れているが、まだ迅速検査キット等が実用化されておらず、疑わしい患者を全て検査できているわけではない。診断のついていない怪しい症例が市中には確認されている。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|